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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

邯鄲 本田布由樹(秀麗会)

金春流 国立能楽堂 2010.03.21
 シテ 本田布由樹、子方 玉井亮多
  ワキ 村瀬堤、ワキツレ 中村宣成
   輿舁 村瀬慧 中村弘、アイ 善竹大二郎
   大鼓 佃良勝、小鼓 亀井俊一
   太鼓 金春國和、笛 一噌庸二

邯鄲はこれまで、観世流関根祥人さんの藁屋の小書付(鑑賞記初日月リンク)と、喜多流粟谷明生さんの傘之出の小書付(鑑賞記初日月リンク)の上演について、鑑賞記を書いています。今回は金春流の小書無しということで、若干展開に違いがあります。
実は「金春流の」ということで、飛び込みをなさるのではと期待するものがあったのですが、残念ながら当日は櫻間系の「飛び込み」の型はされませんでした。全体として布由樹さんの能を十分に楽しむことが出来、たいへん良い舞台だったと思うのですが、この点はちょっと残念です。
この「飛び込み」を巡る話は、鑑賞記の後に少しばかり書いてみようと思っています。

さて囃子方、地謡が着座すると、後見がワキ座前に引立大宮を出してきます。一畳台の上に赤い屋根の大宮が立てられます。
続いて狂言口開。アイの善竹大二郎さんが松葉色のような装束に側次を着けて、大事そうに枕を捧げて登場します。常座に出ると仙人からもらった枕の由来を述べて狂言座に着座しました。関根さんの時は、お兄さんの富太郎さんがアイを勤めましたが、こちらは常座での詞の後、笛座前に着座しました。

さて狂言口開の後は次第の囃子。シテ盧生の登場です。緑の半切、袷法被。黒頭で掛絡をかけ、右手に唐団扇、左手に数珠を提げて舞台に入り、常座での次第謡になります。
関根さんの藁屋、粟谷さんの傘之出、いずれもシテの次第は橋掛りで謡われ、アイは宿屋に設定された舞台で先に待っている形。しかし一般的な形としては、今回のようにシテが舞台で次第、サシ、道行と謡って、狂言座に座して待っているアイに案内を乞うようです。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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