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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

笛の話

囃子のあれこれを書こう、と思ってはいるのですが、なかなか筆が進みません。


とりあえず自分でも少しだけ吹いたことのある笛の話から、少しずつふれてみようかと思います。
能の笛、能管(ノウカン)は竹製で、高級品は百年以上も経ったような煤竹を材料に使い、そのまま加工したものもありますが、さらには一度竹を割って裏表を逆にし、竹の外側の堅い部分が内側になるようにしたものもあります。
いずれも桜の皮を細く剥いだものを巻いて仕上げてあります。


内側と、息を吹き込む歌口の回りは赤い漆で、それ以外は黒い漆で仕上げられています。また頭の方・・・歌口から指で押さえるのとは反対側の短い方・・・には鉛が仕込まれていて、ちょうど歌口のあたりが重心になるように調整されています。


雅楽で使う龍笛ととてもよく似た形ですが、大きく違うのは「のど」があること。これは歌口と最初の指孔との間の部分で、内側が狭くなっているところです。
これがある意味は本当のところは良くわからないのですが、どうもヒシギという甲高い音を出したり、西洋音楽などにはない独特の音階を出したりすることに関係しているようです。


能管は一本一本で、微妙に音程も違っていて、合奏することができません。
まさに能楽の囃子のために、独自に進化してきた独特な笛ということですね。
・・・明日につづきます

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