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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

桜川のつづき

ワキツレの工藤和哉さんが、柿色のような素袍上下で胸に文を入れた形で登場してきます。常座に出ると、昨日、幼い人を買い取ったところ、その買い取った桜子から母に身代金と手紙を届けて欲しいと頼まれたので、母を訪ねて届けるところと語ります。

ワキツレは橋掛りに入り、一ノ松から幕に向かってシテ桜子の母を呼び出します。呼ばれてシテが登場してきますが、無紅唐織着流しで深緑のような色。シテが三ノ松に出るとワキツレは手紙を渡し、シテが手紙を読んでいる間に退場してしまいます。

シテは手紙を読んで、我が子が身売りをしたことを知り嘆き悲しみます。シテの文を受けて地謡の下歌。上歌とつづき「独り伏屋の草の戸を」でシテは文を袂に入れ、舞台へと進み始めます。
「我が頼む神も木花咲耶姫の」と一ノ松で立ち止まり、自らの氏神である木花咲耶姫に我が子の無事を祈って手を合わせ、さらに「泣く泣く迷い出でて行く」とシオって、大小アシライで中入りとなります。
短い前場ですが、この後の展開を暗示する重要な場面です。

この後、次第の囃子で子方、ワキの磯辺寺住僧、ワキツレ従僧が登場してきます。観世流ではこの一行に先立ってワキツレの里人を出して、ワキの一行と相対させますが、今回は里人は登場しない形。

子方が先頭に立ち、ワキ僧の則久さんが鼠系のシケの水衣に角帽子、ワキツレ住僧の野口能弘さん、琢弘さんが浅葱のヨレの水衣での登場です。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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