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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

茶壺のつづき

シテはアドの背負っているものに目をつけ、自分の方へ策略をめぐらしてとってしまおう(たぶん調義と言ったのではないかと思いますが)として、空いている片連尺に肩を入れて「若い者、起きて行かいでな」と呼び掛けつつ横になってしまいます。

さて目を覚ましたアドの男は、知らない男が連尺の片方に肩を入れて寝ているのにビックリ。さっそく茶壺の取り合いとなります。
アドの男は「出会へ出会へ」と大声で呼び、これにこたえて所の目代が登場してきます。
目代は男にまず身共に預けよと言い、アドはこれに従いますが、シテはその間に「既にしてやられようとした」などと言いながら茶壺を持ち去ろうとします。これをあらためて目代が留め、茶壺を預かったうえで何を揉めているのかと尋ねます。

これに答えて、アドの男は自分は中国の者だけれども、茶好きの主人の言いつけで栂尾に茶を詰めに行っての帰り、かねて知った所があり立ち寄ったところ酒を強いられ、したたかに酔って道に寝込んでいた子細を語ります。
ふと目覚めると見知らぬ男が、外した方の肩に自分の肩を入れて茶壺は自分のものだと言い出したという次第です。

シテのすっぱは、このアドの男の語る一部始終を盗み聞きしていて、目代から今度はおまえだと問いかけられると、寸分違わず同じ返答をします。

これでは判別がつかないので、目代は茶の入日記(イリニッキ)を言わせることにします。双方に入日記を知っているかと問いただした後、まずはアドの男に汝から言えと命じます。

これに答えて、男が入日記を言うことになりますが、このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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