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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

清水座頭 野村萬(萬狂言水戸公演)

和泉流 水戸芸術館 2010.10.11
 座頭 野村萬
  瞽女 野村扇丞

このところ、ブログ初登場の曲が続いていますが、この清水座頭も初登場です。大藏流では古くは瞽女座頭の名で演じられていたようですが、現在は廃曲になっている様子です。
まず舞台にはアド瞽女が登場してきます。ごく薄く黄色味がかった地に紅葉が散らされた小袖を着け、美男鬘に右手には杖を持ち、杖突きながらの登場。常座まで出ると名乗り。
三年ほど前にふと目を患ってから盲目となってしまった次第を語り、清水の観世音に参って、身の行く末を祈ろうと存ずると言いつつ、舞台を廻ります。

大小前で「まいるほどに清水のお前じゃ」と、清水の観世音に着いた態となり、正中で座して杖をおくと、扇を広げて前に置き合掌して祈念する形になります。
合掌を解いて扇を閉じると、御堂に籠もろうと言って立ち上がりワキ座前のあたりに正面を向いて着座します。

これを受けてシテの出。
座頭出立ですが、頭巾は角頭巾ではなく能力頭巾、それに小格子の上に十徳を着け、狂言袴、右手に杖を持って、やはり杖を突きながらの登場です。
常座まで進んでくると名乗りの後、清水に参り申し妻をしようと言って舞台を廻ります。
正中あたりまでやってくると、俄に驚いた様子で杖を振ります。犬にあたったという様子で、もう少しで犬に噛まれるところだったと言い、目が見える者が教えてくれればよさそうなものだと嘆きつつも、さらに進んで「鰐口の音がする」と清水に着いた態になります。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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