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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

清水座頭さらにつづき

座頭の平曲をめぐるやり取りの後、今度は瞽女も一曲ということになり、瞽女は小歌「地主の桜」を謡います。

瞽女「地主の桜は 散るか散らぬか 見たか水汲 散るやらう散らぬやらう 嵐こそ知れ」
この歌、閑吟集にも見えますし、お茶の水(大藏流は水汲)でも女が謡います。流行った小歌だったのでしょうね。

この瞽女の小歌に、シテ座頭は「よいやよいや、さても良い声でござる」と大いに褒め、気分を良くしてもう一つ盃をどうかと勧めます。しかし瞽女は酒を断って「妾は少しまどろみましょう」と言い、座頭も拙もと言って、二人は暫し寝入る形になります。
参詣中のまどろみの形ですので、横にはならずに座したまま少し体を傾ける程度。

暫しの後、アド瞽女がまず霊夢を賜ったと目を覚まします。西門にて待てという夢のお告げに、早速立ち上がると西門に向かう態で橋掛りへと進み、幕前で立って待つ形です。

すると今度は座頭が声を出し、西門に女が一人待っているというお告げを受けたと感謝し、これまた立ち上がると舞台を一回りし、正中で「いや何かと言ううちに西門じゃ」と西門にやってきた形になります。
座頭は、自分から声をかけるのは恥ずかしくもあり、女から声をかけてくれないかと、ワキ正に出てエッヘンと咳払いの様子をしたりします。しかし思い直したのか、杖で探ってみようと言い、大小前に下がると杖を両手にとって探るように動かしながら橋掛りへと進みます。

瞽女の所に至った座頭は、杖に杖を打ち当てると「やがて杖にて推したり」と謡い出し、瞽女も「こなたも杖にて推したり」と返します。
二人の掛け合いとなりますが、このつづきはもう一日、明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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