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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

首引 野村万蔵(萬狂言水戸公演)

和泉流 水戸芸術館 2010.10.11
 親鬼 野村万蔵
  鎮西八郎為朝 吉住講、姫鬼 野村万禄
  鬼たち 野村太一郎 高部恭史 野村扇丞

いささか忙しい日々を過ごしまして間があきましたが、萬狂言水戸公演の鑑賞記の続きです。二曲目は首引、こちらもブログ初登場の狂言です。

舞台にはまずアドの鎮西八郎為朝が登場してきます。厚板に白大口、側次を着けて太刀をはき豪傑の風を表しています。大藏流では鎮西縁の者とするようなのですが、和泉流では「鎮西の八郎為朝」とはっきり名乗るのが普通の様子。

万蔵さんのお話にもありましたが、為朝は源為義の八男で義朝の弟、頼朝や義経から見ると叔父にあたります。保元の乱では父為義とともに崇徳上皇側について戦い、敗れて伊豆大島に流されてしまいます。
弓の名手であったと伝えられていて、大島に流された後も暴れ回り、伊豆諸島を実質的に支配してしまったものの、追討を受けて自害したと言われています。が、ジンギスカンになったという伝説のある義経と同様、逃れて琉球王の始祖になったという話もあり、たしか子供の頃に椿説弓張月を子供向けに書き直したもので読んだ記憶があります。

ともかくも常座に進み出た為朝は、子細あって西国に行っていたが上方へ上ると述べて舞台を回り出します。幼少から逞しく生まれついたのでたくさんの手柄を立てたが、今以て心に少しの油断もない、などと語りながら大小前に至り正面を向くと、播磨の印南野に着いたと語ります。人家もない場所だが、どこにいても自分は恐ろしいと思うようなことはないなどと語りますが、この間にシテ親鬼が登場してきます。

鬼は袷法被に半切の派手な装束に武悪の面をかけ赤頭での登場です。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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