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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

光の素足の話 さらにつづき

さて1月5日のつづきです。
「光の素足」から話は少しそれますが、5日に書いたところで、以前に水戸芸術館で「論議ビジテリアン大祭」という作品を観たことを思い出しました。
これは賢治の「ビジテリアン大祭」を作曲家の吉川和夫さんが戯曲化したもので、声明と狂言が登場し、天台宗や真言宗の声明がビジテリアン側を演じ、異教徒である肉食派を狂言の山本家の皆さんが演じたというものです。

水戸芸術館には磯崎新さんの設計になる劇場とコンサートホール、現代美術ギャラリー、それに会議場などがあり、いずれも斬新なデザインで意欲的な作りになっています。私はもっぱら劇場の方を訪れていまして、能や狂言などの催しも劇場に特設舞台を設けて行われますが、この「論議ビジテリアン大祭」はコンサートホールの方で上演されました。
コンサートホールはいわゆる額縁型のステージではなく、舞台背後にも客席が作れる独特の作りです。だいぶん前のことで記憶が曖昧舞になってしまいましたが、この空間を最大限利用し、客席側の通路も使っての上演でした。

このときも山本家独特の発声が、賢治の童話を元にした戯曲に上手くマッチしていた記憶があります。不思議なものですね。

話は山本則重さん、則秀さんお二人による「ひかりの素足」の語りに戻って、紋付き袴姿でお二人が見台に載せた台本を読み上げる形で語りが進行して、白くひかる大きなすあしの人に一郎やある意味で鬼達までもが救われたことが、強く印象づけられました。
そこで二十分の休憩となり、いよいよ現代能「光の素足」となりました。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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