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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

竹生島 小島英明(九皐会)

観世流 矢来能楽堂 2011.02.13
 シテ 小島英明、ツレ 坂真太郎
  ワキ 森常好、アイ 大藏千太郎
   大鼓 佃良太郎、小鼓 住駒充彦
   太鼓 梶谷英樹、笛 栗林祐輔

竹生島は、平成21年4月の宝生流五雲会での高橋憲正さんシテの演能(鑑賞記初日月リンク)と、22年2月の喜多流自主公演能での粟谷充雄さんの演能(鑑賞記初日月リンク)について鑑賞記を書いています。このブログ三度目の竹生島ですが今回は観世流です。

舞台にはまず一畳台が出されます。続いて引廻しをかけた宮の作り物が出されて大小前に据えられた一畳台の上に置かれます。引廻しは浅葱よりは納戸色というか、鼠色がかった青系の色でした。

真ノ次第の囃子でワキ、ワキツレの一行が登場してきます。ワキは白大口に紺地の袷狩衣、風折烏帽子、ワキツレ二人はいわゆる赤大臣、型通りの登場です。
向かい合っての次第謡で「竹に生まるる鶯の」と謡い出し、竹生島に参詣することが謡われます。三遍返しで次第を謡って、ワキの詞。さらに三人での道行となり、鳰の浦にやって来たことになります。

観世流の本では、道行の後、ワキが「あれを見れば釣舟の来り候 暫く相待ち便船を乞わばやと存じ候」と述べ、釣り舟がやって来たことが示されますが、下掛り宝生では「舟はあれども釣舟に乗り 浦々を眺めうと存ずる」と述べる形です。なぜか観世流以外の本では道行の謡のあと、このワキの詞は記載されておらずシテのサシになっているようです。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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