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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

悪坊 三宅右近(九皐会)

和泉流 矢来能楽堂 2011.04.10
 シテ 三宅右近
  アド 高澤祐介 三宅近成

悪坊は18年の12月に五雲会で大藏流宮本昇さんの上演を観て、鑑賞記を書いています。(鑑賞記初日月リンク
狂言では大藏、和泉両流で別な曲かと思うくらい違いのあるものと、ほとんど違わないものがありますが、この曲は後者のようで、今回は和泉流ですが大藏流の悪坊とほとんど違いはありません。

まず舞台にはアド出家の高澤さんが十徳に半袴、角頭巾の出家姿に唐傘を右の肩に担って登場してきます。東近江の者だが西近江から帰るところと言いながら舞台を廻ります。
西近江の者が東近江へ行くところと言うこともあり、宮本さんの時はこちらでした。

すると橋掛りにシテ悪坊の右近さんが登場、こちらは燕尾頭巾に立派な髭を付け、厚板を壺折に着け括り袴で長刀を持っています。
酔った風情でふらふらしながら「ざざんざ 浜松の音は ざざんざ」と謡いつつ出てくると出家に声をかけ「御供いたそう」と同道しようとします。これはまずい者に出会ったと警戒する風の出家は当然断りますが、どうでも同道するというシテに負けて一緒に歩くことになります。

道々、酔ってはなにかと絡むシテに出家が迷惑する様が見せ所の一つ。シテが振り回す長刀を出家が傘で防いだのを種に絡んだり、どちらからどちらへ行くのかと何度もたずねたり、酔っ払いの様子とこれに困り果てる出家の様子がシテ、アドによって演じられます。さらに手を引いてくれと言われた出家が、おそるおそる手を引いて行くと、存じた茶屋があるのでそこで休ませようとシテが言いだし、茶屋に入ります。
アドについて舞台に出て大小前に控えていた小アド茶屋の主人が呼ばれて出ます。宿屋の亭主という設定もあり、宮本さんの時は宿屋でした。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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