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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

太鼓の話

昨日は腰痛のためブログ更新をお休みして早寝しました。


さて四拍子の最後は太鼓です。
鼓(ツヅミ)と言えば、小鼓にしても大鼓にしても、およその形は想像がつくと思います。
しかし、太鼓というのはポピュラーなものだけに、様々な形を思い浮かべる方がいらっしゃるだろうと思います。


いわゆる祭太鼓というのか、木をくり抜いて作った胴の真ん中のあたりが少し膨らんでいて、胴の両端に皮が直接鋲留めされているような太鼓。
小学校の時に鼓笛隊で見かけた大太鼓や小太鼓、さらに落語に出てくる火焔太鼓に、昔は子供をあやすときに使ったという「でんでん太鼓」など、様々な太鼓が思い浮かびます。


能楽で使われる太鼓は「締太鼓」といって、基本の形は小鼓や大鼓と同様に、胴の両端に輪に皮を張った鼓面をあてて、締緒で締め上げたものです。
胴に直接皮を張った祭太鼓などとは、異なった形態ですね。
小鼓や大鼓との大きな違いは、鼓の胴がダンベルのような形をしているのに対して、短い割に口径の大きな筒状をしていることでしょうか。


この締め上げた太鼓を、木製の台に引っかけて、二本の撥で打って音を出します。
この台はわずかに傾斜しているのですが、能楽の場合は、この傾斜を正面から外して、打ち手から見るとやや太鼓の面が斜めになったような形で打ちます。


締太鼓は落語の下座や、民謡などでも用いられますが、傾斜に正面から向き合う形の方が多いのではなかったか、と思います。


太鼓は小鼓や大鼓と違って、すべての曲に入るわけではありません。
むしろ太鼓の入らない曲の方が多いのではないか、と思います。
これは太鼓のキチンとしたリズムが、必要とされる曲と、必要としない曲があるからということですね。


もう少し、太鼓をはじめ打楽器をめぐる話を続けてみようと思います・・・つづきは明日に

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