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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

草薙 辰巳大二郎(五雲会)

しばらく更新を休んでおりました。しばらく間が開きましたが七月五雲会の観能記から書いてみようと思います。

宝生流 宝生能楽堂 2011.07.16
 シテ 辰巳大二郎、ツレ 辰巳和麿
  ワキ 舘田善博、アイ 内藤連
   大鼓 大倉栄太郎、小鼓 住駒匡彦
   太鼓 大川典良、笛 寺井義明

この草薙という曲、宝生流にのみ現存していて「稀曲」と紹介されているのを見かけたこともありますが、上演自体多くはないものの、それでも五雲会ではおよそ二年に一度くらいの割で見かけます。「稀曲」は言い過ぎのように思いますが・・・。かの高橋憲正さんの五雲会初シテも、この草薙でして、たまたま拝見して以来のファンであります。

四番目と紹介している本もあり、五番目としている本もあるのですが、いわゆる四・五番目物ということで、どちらもあり。また観てみると、内容から言って脇能としても良さそうに思うところで、実際も略脇として扱われるようです。

五番立てにさほど拘る意味があるかどうか微妙なところですが、一日何番かの能を観る時は、五番立ての順序に従っていた方が変化があって面白いかなあ、と思っています。
(五番立てについては、このブログでも最初の頃に記事を書いています。併せてご参照頂ければと思います。五番立て初番目から・・・祝言・・・五番立神能 修羅物あれこれ 鬘物狂ということ雑物・・・四番目切能
およそ各流の会でも、五番立てを全く無視した番組というのはほとんど見かけないように思います。
この日の五雲会は能が草薙、歌占、半蔀、土蜘という順でして、本来は草薙が四・五番目、歌占が四番目、半蔀が三番目、土蜘が五番目ですが、草薙が略脇能扱い、歌占は二番目に流用される曲なので、やはり五番立ての順序には従っていることになります。

さてそういうわけで、略脇能扱いの草薙、舞台の様子は明日につづきます。
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