能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

苞山伏 深田博治(五雲会)

和泉流 宝生能楽堂 2011.07.16
 シテ 深田博治
  アド 野村遼太 岡聡史

苞山伏は、このブログを始めた当初、5年ほど前の五雲会で高澤祐介さんのシテで拝見した際の鑑賞記を書いています。それ以来5年振りですが、同じく和泉流三宅派ということで、基本的には同じ演出と思います。

まず舞台にはアドの山人が登場してきます。括り袴にほくそ頭巾(苧屑:おくそとも)を被り、羽織を着けて、右肩には棒を担っています。棒の先には苞と鎌が結びつけられているという次第。昔は山仕事に羽織を着たのでしょうかねぇ。
ともかく舞台を廻り、ことのほか眠たいと言うとワキ座あたりに横になり寝入ってしまいます。

続いて小アド山伏の登場。括り袴に紺の水衣、篠懸をかけて兜巾を着けた山伏姿で登場し、足を高く上げて歩む山伏役の独特の運びで舞台に入ります。
本来は次第の囃子があって次第を謡うのでしょうけれども、現在ではまず省略されるのが普通ですね。

山伏は、今、目の前を飛ぶ鳥をも落とす法力があるなどと自らの力を示すものの、やはり眠いといって目付のあたりに横になって寝入ってしまいます。

ここで登場するのがシテ。狂言上下のまさに普通の人という出立で登場し、一ノ松で「この辺りの者でござる」と型通りに名乗り、山一つ彼方へ用事があって行くのでまずは急いで行こうと舞台へ進みます。
深田さんらしい、かっちりとした出です。
さてこのつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1637-311208ff

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-08 | »
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad