能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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苞山伏のつづき

急いでいる様子のシテは舞台に入るととワキ座方に進んで、寝込んでいる山人に躓いてしまいます。続いて山伏が寝ているのにも気付きますが、ここでふと山人が置いた苞が気になります。
どうやら中食のようだが、自分もこれからはるばると道を行かなくてはならないので、そっと食べてしまおうと思い立ちます。

以前の鑑賞記にも書いたのですが、この苞の食べ物を食べる所作、さて苞の中には何が入っているのでしょうね。両手で横に広げて中の物を食べるのですが、飯なのでしょうか。なんだか食べ方が腑に落ちない感じがしています。
途中、山人が起きそうになり、慌てて食べるのを中断しますが、結局は最後まで食べてしまい、いよいよ山人が起きそうになると、シテは苞を山伏の方に投げやって、寝たふりをします。

ようやく山人が目を覚ましますが、鎌があって苞がないことに気付き、寝ているシテを起こすと、自分の中食を食べなかったかと尋ねます。
もちろんシテが認めるはずもなく、あそこに寝ている山伏の仕業だろうと言いますが、山人の方は山伏が盗んで食うなどということはあるまいと信じません。

しかしシテは山伏のワキに落ちている苞を示して、重ねて山伏の仕業だろうと言い、山人もこれには納得して山伏を起こし問い質します。

山人にシテが加わり、山伏との言い合いになりますが、山伏はなかなか出来た人物に描かれていて、シテと山人の話を聞くと「疑いは三人にある」と言い出します。山人自身が食べてしまって他人が食べたと言っているのかもしれず、シテの男が食べたのかも知らず、自分が食べたと疑われるのももっともだというわけです。

そこで長年の行法もこういう時のためのもので、一祈り祈って食った者を祈り出してやろうと言い出します。
このつづきはまた明日に
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