能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

清経 坂井音晴(荒磯能)

観世流 観世能楽堂 2011.08.11
 シテ 坂井音晴、ツレ 岡庭祥大
  ワキ 安田登
   大鼓 高野彰、小鼓 幸信吾
   笛 成田寛人

清経は、同じ観世流でこの日の荒磯能の地謡にも出ていた小早川修さんが、平成20年の暮れに代々木果迢会別会で恋之音取の小書で舞われた際の鑑賞記(鑑賞記初日月リンク)を書いています。
私としては割とよく観ている曲で、ブログを書き始める前は年に一度くらいの割で観ておりましたので、ついついブログでも何度も取り上げたような気がして、今回は端から詳しい鑑賞記を書かないつもりで観ておりました。

そんなわけでいつものようなメモも取っておりませんので所作の細かいところなど記録がありません。その代わりと言っては何ですが、普段あまり書かない「感想」や「印象」などについて、いくつか感じたところを書いておこうと思います。

この日はツレを岡庭祥大さんが代演、野村昌司さんの予定だったのですが、どうなさったのか。それにつけてもこの曲のように、出し置きの形になるツレは、出の際に観ている方もついつい緊張してしまいます。囃子の有無もなかなかに意味のあるところです。

つづいて次第で登場するのがワキの淡津三郎。安田登さんのワキを拝見するのは一年以上間が開いたでしょうか。次第、名乗り、道行とワキの謡がつづきますが、独特の発声、節回しを感じます。下掛り宝生流とは言え、宝生閑さんや欣哉さん、森さんのご一家などとは、いささか雰囲気に違いを感じます。
安田さん独自のものなのかも知れませんし、安田さんが師事された鏑木岑男さんが廃絶した春藤流の流れを組んでおられることの影響かも知れません。ともかく安田さんの舞台を拝見していると、じっと座してシテと向き合っている時の気が眼に見えるような気がします。安田さんの著書も以前に書きました「ワキから見る能世界」など興味深いものが多いのですが、いずれ機会があればご紹介したいと思います。
明日にもう少し続けてみます
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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