能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

中村仲蔵

相変わらず不調であります。
実は足が痛くなりまして、毎夜、続けて眠れるのは二時間程度の状況が続いております。しかも原因不明。
ですが、発症以来一週間が経ち、だいぶん気持も落ち着いてきたところ。まあ、なるようにしかなるまいと、開き直っております。
ええ、病院にも行っておりますが、MRIをとってみないとわからないと言われておりまして、予約待ちの間は「(あまり効かない)鎮痛剤で我慢してネ」といった次第です。

さて、そんな中、昨日は当地水戸に志の輔師匠がやって来まして、これは前々からチケットを入手しておりましたので、足の痛みを堪えつつ聴きに行って参りました。

前座さんお二人の後は新作の「ハナコ」、そして休憩をはさんで「中村仲蔵」の一席。
いやあ見事でありました。新作も抱腹絶倒でしたが、中村仲蔵、一時間半近い大熱演であります。
途中、芸に関する人の陥りやすいこととして、おのれの芸に「あきる」という話が挟まれていまして、最初は一声の台詞をもらったことが嬉しくて、夢中になって演じているのが、いつかその一声の台詞だけという状況に飽きてしまう。それが仲蔵のしくじりとなるが、四代目団十郎に見いだされるきっかけともなるという話。
これにからめて、志の輔さん自身の話、お客様は年に一度でもやってる方は毎日なので、いかに飽きずに自分を高めていくかが大事という、これは本音でもあるんでしょうね。

ともかくも、仲蔵が忠臣蔵五段目、斧定九郎という当時つまらない役と思われていたものを、苦しんだ末に工夫して当たり役とした成功譚、面白かったと同時に、歌舞伎も見に行ってみようかと、そう思わせる素敵な話でした。

以前、書いたと思うのですが、狂言と落語の「死神」をめぐる中で、志の輔さんのオチの面白さはなかなかです。「ハナコ」も面白かったのですが、新作では「ハンドタオル」なんかも、何ともいえずおかしいですね。
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