能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鵜祭さらにつづき

シテは秘事なのではっきりとは言い難いとしながらも、この国の「ゆのがう」という所から鵜をとってきて贄にする。鵜は自ら贄となるが、その後放つと飛び去ってしまうという神事のあらましを話します。

この「ゆのがう」というのは何でしょうね。湯の郷ででもあるのでしょうか。
気多大社のホームページを見ると、鵜祭は12月16日未明の神事で、前もって七尾市の鵜浦町で生け捕った一羽の鵜を、同地の鵜捕部三人が鵜籠に入れ、二泊三日の道中をして14日の夕方ごろ神社に到着し、鵜が餌止めとなると書かれています。
祭の夜、鵜捕部が鵜籠を本殿前方に運び、神職との間に問答を交わした後に、鵜を本殿に向かって放つと、本殿の灯火に惹かれて殿内の台に止まるのだそうです。この鵜を取り押え、海浜に運んで放つと闇空に飛びたち、行くえも知れず消え失せるとか。
鵜浦町には湯川という地名も見えますが、ともかくも「ゆのがう」は鵜浦町の旧字名なのかもしれません。

ワキが不思議のことと驚いて、シテとの掛け合いから地謡「忝なしや神の代の 尽きぬ御恵み ひとえに仰ぎ給へや」でシテは五足ほど出てワキを向き、さらに正中へ進むとクリになります。シテは正面を向いて下居し、ワキがワキ座に下がって地謡のクリの謡。
気多神社の地形を示し、七星常住の仙境と謡います。

シテのサシ、地謡と続き、正一位勲一等気多不思議智満大菩薩と号する当社祭神をたたえ、クセの謡へと続きます。
クセは居グセで、神功皇后以来の当社の神徳が謡われますが、これを受けてワキはシテ一行に、この様な神秘を残さず語られるのは、一体どういう方達なのかと問いかけます。
シテは答えつつワキの方に向いて膝を立てる形になり、地謡の謡で気多の明神であることを仄めかして中入となります。
地謡のの「神とは言はん恥ずかしや」の繰り返しで立ち上がると、ワキを向いてから右に回り、常座へと立ち、向き直ってあらためての中入です。幕方に向かって二足踏みしめた後、来序の囃子で乱拍子のように一足ずつ進み、宮の後に回り込みます。
ツレの二人はシテが常座に至るあたりで立ち上がり、シテが宮の後ろに姿を消すと、幕に進んで中入します。
囃子が狂言来序に変わりますが、このつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1666-060aee43

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-10 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。