能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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鵜祭さらにさらにつづき

狂言来序で登場するのはアイ末社の神。括り袴にヨレの水衣を着けたいわゆる末社出立で登場すると、能州気多の明神に仕える末社の神と名乗り、気多明神の神徳を立ちシャベリします。

気多の明神は日本第三の社として天下に隠れ無き神であり、一度参詣すれば息災延命の神徳がある。そのため国々、在所よりご参詣の人々も袖を連ね踵をついで夥しい。神功皇后が三韓を従えて国土を豊にしたのも当社の御神徳である。
さてその当社御神事数々あるうちにも、霜月初午の神事はとりわけ奇特なものである。当国、鵜の郷と申す所に毎年鵜が一羽飛び来たり、人々が育てて神事の日にこれを供えると、階を上って自ら贄になり伏すが、再び飛び去っていく。これは明神の神徳であると、気多の明神を讃えます。
・・・あらためて書いていて、一昨日「ゆのがう」ってなんでしょうねと疑問に思ったところ、これは「鵜の郷」かもしれませんね・・・

アイは続けて、そこに当今の臣下殿が御下向されたのを、明神が嬉しく思されて仮に姿を現し神秘を物語られ、なおも舞楽を奏して臣下殿を慰めようとされたことをシャベリます。末社にも臣下殿を慰めよと命があり、こうして出てきたと言って、一度目付あたりに進んでワキを認め、常座に下がって臣下の様子などを独言してから正中に出、御礼申し候と言ってワキ臣下に礼をする形になります。

さらに常座に戻って「目出度かりける時とかや」と謡って三段ノ舞。
末社が三段ノ舞を舞う基本的な形ですが、舞上げると「やらやら目出度や目出度やな」から謡い舞いして「もとの末社に帰りけり」と下居して留め、暇して退場します。

囃子が出端を奏して後ツレ八尋玉殿の神の登場となりますが、長くなりましたので、もう一日明日に続けることにします
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