能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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三笑

三が日はNHKで新春能狂言が放映されますが、本日三日は宝生流の「三笑」
録画予約もしてあったのですが、朝、平常の時刻に起きたため、そのままテレビを観た次第です。

水上優さんのご子息、達クンが子方で登場するということで、録画予約もしておいたのですが「あれ、子方?」とふと疑問になりました。
この曲、あまり上演が多い方ではないので、私も一、二度しか観ておりませんが、はて「子方」って出ていただろうか・・・と思いまして、早速調べてみました。そうなんですね、観世流では子方を出さないのです。それで見た記憶が無かったということで、他流はどうなんでしょうね。金春流には、この曲そのものがなかったようですが。

そうそう、この曲はシテ慧遠禅師とツレの陶淵明・陸修静が、三人で楽の相舞をします。この間、鵜祭の際に楽の相舞の曲ってあったかなと考えた時には思い出せなかったのですが・・・いや、お恥ずかしいところです。

この三笑「笑」の字が入っているように、能では唯一笑う型がある曲ですが、狂言のように大笑いするわけではありませんで、なんとも典雅な雰囲気であります。虎渓三笑の故事を踏まえた曲ですが、たしか歴史的には陸修静が生まれる以前に慧遠禅師は亡くなっていて、この三人が一堂に会するのは不可能な話。おそらくは儒、佛、道三教の代表としてこの三人を選んで作られた話なのでしょうね。
演出上、子方が入る必要性はどこにあるのか、今一つ理解しにくいのですが、とはいえ達クンの舞を観ているとなんだかホッとする感じがしました。そんなねらいなのかも知れません。
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