能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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このところの能楽鑑賞

昨日は、9日金曜日に銕仙会を覗いてきた話を書きました。
先月は18日土曜日に九皐会若竹能で、中所さんの俊寛を観てきた話を書き、その後ブログの更新を休んでいましたが、実はその間に2月26日の「神遊」15周年記念公演を観ています。

神遊は笛方の一噌隆之さんを代表に、大鼓の柿原弘和さん、太鼓の観世元伯さん、シテ方観世喜正さん、そして小鼓方観世新九郎さんの五人によるグループで、能楽を次代に伝承していくための普及活動を展開しています。今回の15周年記念公演は「言霊―能における語り」と題されていて、能における「語り」をめぐって特に有名なものを取り上げたテーマ性のあるプログラムでした。

最初に能「木曽」を願書の小書付で喜正さんが演じ、続いて喜之さんの独吟で「起請文」。銕之丞さんと柿原崇志さんで「勧進帳」の一調。
万作さんが登場して「奈須与市語」を演じ、最後は喜正さんのシテで「船弁慶」こちらは重キ前後之替、船中之語、早装束、舟唄とシテ方、ワキ方、狂言方それぞれに小書が付いての上演です。

テーマを持って番組を組み立てるという試みで、私としては大変楽しめたところです。
特に船弁慶は、芸術性の高い能を求める視点から見れば、必ずしも名曲とは言えないかも知れませんが、観て楽しめる曲ですし愛される曲と思います。
以前、何度か取り上げたことのある大角征矢さんの観世流演能統計でみると、昭和25年から平成11年の50年間に観世流では1287回上演され、これは羽衣、葵上に続いて3位の記録です。
この日は四つの小書が付きましたが、もともと小書の種類も多く、それだけ昔から愛され数多く上演されてきたことの証しでもあろうと思います。

「奈須与市語」は萬斎さんの演技について、以前このブログでも書きましたが、万作さんの演技は円熟味と言ったらよいか、萬斎さんとはまた違った意味で、素晴らしい舞台と感じました。

昨年来、なんとなく毎日何かに追われるようで、ブログの更新も滞りがちですが、このあと、若竹能の俊寛や、この神遊の番組、そして一昨日の銕之丞さんの國栖など、鑑賞記の形で残しておきたいと思っています。
いささか時間はかかりそうですが、書くことを楽しめるように、心がけていきたいと思っています。
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