能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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籠太鼓さらにつづき

イロヱの後、シテはワキに向かって、籠に取り付けられた鼓は何のためかと問いかけます。ワキが「時守の時を知る合図の鼓よ」と答えると、シテは興味を持った様子で「面白し面白し 異国にもさるためしあり」と言い「時守の打ちます鼓声聞けば」と四拍子を踏んで「君は遅くて」と謡い、地謡が「遅くも君が来んまでぞ」と謡ってカケリです。

カケリの終わりに鼓を打つ所作が入り、謡い舞い。
地謡の「この牢出ることあらじ」で自ら作り物に入り、中から戸を閉めて牢中に腰を下ろします。

この様子にワキは立ち上がり、夫婦ともに助くるぞと言いつつ、戸を開いてシテに外へ出るように促します。
シテは、この上は偽りないと、夫が筑前に知る人があり、そこへ行っていると告げます。
これにワキは、良く答えたと言い、今年は自分の親の十三年忌にも当たり科も許そうと言います。
地謡でシテは立ち上がり、ワキに二、三足詰めると合掌して下居。さらに立ち上がると舞台を廻り、正先から常座へ進んで小廻りし、開いて留拍子を踏んで終曲となりました。

結局、妻は夫の逃げた先を隠しており、クルイも偽りだったことが分かるのですが、だからこそ、妙なクルイ方になるのか、なんとなく腑に落ちないものが残る曲です。

笠井さんが小柄なためか、装束のせいか、随分と歳のいった雰囲気でして、はてこの曲のシテは何歳くらいの設定なのだろうかと、ふと思った次第です。
(53分:当日の上演時間を記しておきます)
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