能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

国栖 友枝昭世(喜多流職分会自主公演能)

喜多流 喜多六平太記念能楽堂 2012.03.25
 シテ 友枝昭世
  前ツレ 佐々木多門、後ツレ 友枝真也
  子方 友枝大風
  ワキ 宝生閑
  アイ 山本則俊、山本則重
   大鼓 柿原崇志、小鼓 鵜澤洋太郎
   太鼓 三島元太郎、笛 松田弘之

銕之丞さんの国栖からさほど経たないうちに、たまたま機会あって友枝さんの国栖を観ることになりました。こちらは小書無しの上演ですが、流儀の違いもあるのでしょう、いくつか演出上の違いがあります。曲全体の構成などは変わりませんので、一連の流れを詳細に書くことはしませんが、気付いた点など中心に書き記しておこうと思います。

さて舞台は一声の囃子で子方、ワキツレの輿舁二名、この日は殿田謙吉さんと大日向寛さんが輿を差し掛け、ワキが続いての登場です。子方が正先まで進み、ワキが常座からやや大小前に近い辺りに立って一セイ、サシ、下歌、上歌と謡が進みます。ワキの着きゼリフから子方、ワキが着座するまで、銕之丞さんのときと変わりません。同じ下掛り宝生のワキでもあり、また銕仙会の演能も詞章は古い形に戻しての上演だったため、違いが無いのも当たり前かも知れませんね。

さて一同が落ち着くと、後見が布でくるんだ舟を持ちだしてきます。後見が持ち出してくるのは同様ですが、銕之丞さんの時は橋掛り一ノ松辺りに置いた舟を、この日はワキ正に出し、ツレを先に立ててシテの出になりました。

ツレ姥は浅葱の水衣を着け、釣り竿を肩に担った形で、これは銕仙会の時と同様です。一方、後から出てきたシテは無地熨斗目に水衣を肩上げにしているのは同様ですが、さらに腰蓑を着けての登場です。

さてこのつづきはまた明日に
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