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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

黒塚 粟谷明生(ひたち能と狂言)

喜多流 日立シビックセンター 2006.9.2
 シテ 粟谷明生、ワキ 宝生欣哉
  アイ 吉住講
   大鼓 亀井広忠、小鼓 観世新九郎
   太鼓 大川典良、笛 槻宅聡


能の二曲目は黒塚。観世流だけが曲名を安達ヶ原といいますが、なにぶん観世流から入ったため、私としては安達ヶ原の名前の方がなんとなく親しみがあります。
安達ヶ原は陸奥、今では福島県二本松市と伝えられていて、二本松市には鬼婆伝説を動く人形を使って再現した「黒塚劇場」のある「安達ヶ原ふるさと村」という施設があります。
二本松は智恵子抄で有名な智恵子さんの生家もあって公開されていますので、機会があれば一度訪ねられても良いかも知れませんね。


それはさておき、この黒塚という能はその安達ヶ原の黒塚伝説を下敷きに作られていますが、単におどろおどろしいという構成ではなくて、なかなかに味わい深い曲のため、割に上演回数の多い曲になっています。
いささか疑問の残るところも多い曲なのですが、それは追々、ふれていきたいと思います。


さて舞台にはまず作り物の萩小屋が持ち出されます。引き廻しがかけられシテはこの中に入っています。
次第の囃子でワキ、ワキツレ、そしてアイの一行が登場し、那智の東光坊の阿闍梨、祐慶の一行であり諸国を廻って、陸奥安達ヶ原に向かうところと述べます。
ワキツレは則久英志さん。


この一行、安達ヶ原に到着したものの、日が暮れてしまいます。
ふと見れば灯りの点る家。早速ここに宿を借りようということになります。
ここで引き廻しが外され、萩小屋の中に座したシテのサシ
「げに侘人の習いほど、悲しきものハよもあらじ」と、閑かに謡が始まります
つづきは明日に・・・

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