能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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安宅さらにつづき

オモアイの報告を受け、シテを先頭にツレが続き舞台を出て橋掛りへと進みます。子方は最後に立ちますが橋掛りには進まず後見座にクツロギ。シテ、ツレは幕前まで進んでから戻り、シテを先頭に橋掛りに並びます。
アドアイがワキに山伏一行がやって来たことを告げ、シテのみ舞台に入って常座に立ち、ワキ、アドアイとの問答になります。
言い合いの末にシテは最期の勤めを始めようと言い、ワキ正を向いて座すと後見が出て肩上げします。ツレ一同は橋掛りに座していますが、シテが立って正先に進むと舞台に入り、シテを先頭に雁行の形で座し、最後の一人がシテの真後ろに座る形となってノット。

シテ、ツレの掛け合いで山伏の謂われを謡い、この即身成仏の山伏を討つからには、熊野権現の罰が当たるだろうと、ツレ一同が中腰になり、激しく数珠を揉みます。

するとワキが話を変えるように、東大寺の勧進と言うからには勧進帳があるだろうから、ここにて聴かせていただこうと言います。
これを受けてシテは一度立って後見座に行き、巻物一巻を持って目付に立ち、巻物を広げると「高らかにこそ読み上げけれ」と謡いつつ巻物広げて読む形になります。

「それつらつら」と読み上げるシテをワキが見込み、耳をそばだてて読み上げる声を聴く様子を見せます。
まさにそれらしくシテの読み上げる勧進帳を、ワキが覗き込むような形を二度ほど見せ、シテが巻物を見せないようにかばって対峙する形になりますが、最後はシテが「天も響けと読み上げたり」と力強く謡って巻物を両手に捧げます。

この勢いにワキが急いで通るようにと言い、シテに続いてツレ一同がが舞台に入ってきた時とは逆順に橋掛りへ進み、一ノ松までに後ろを向いて並びます。
最後に子方が立って常座に出ると、アドアイが「判官が通る」とワキに告げワキが止まれと呼び掛けます。子方は常座に伏す形。

一同は「一期の浮沈極まりぬ」と身構えますが、シテ弁慶が先頭に出て「ああ、暫く」と一同を留めて、その場からワキに向かって、なぜ強力を通さぬのかと声をかけます。
さてこのつづきはまた明日に
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