能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

金剛永謹能の会を観る

本日は「金剛永謹能の会」を観に国立能楽堂まで行ってきました。
二十八回なんだそうですが、本日は満席。富士学会の特別協賛なんだそうですが、そのせいもあるのでしょうか。
もっともこの会、これまで何回か拝見した際も、かなりの盛況だったように記憶しています。東京金剛会は空席が目だつのですが、宗家の力なんでしょうか。

ともかくも、その富士学会の特別協賛で、番組は「富士山」と「羽衣 盤渉」の二曲に、狂言が「ぬけがら」
富士山は初見です。金剛と金春にしかない曲ですが、世阿弥の作とか。脇能でもあり、面白いとか面白くないといった評には馴染まない感じもありますが、興味深い一曲ではありました。

ぬけがらも、萬斎さんがいつもながら人を喰ったような雰囲気で、万作さんと絶妙のやり取り。

実は時間の関係で羽衣は観ずに帰ろうか・・・とも思ったのですが、龍謹さんの舞を観ていこうかなと、最後まで残ることにしました。これは面白かった。金剛の盤渉は独特なんですね。喜多の舞込のように、橋掛りで小廻りを繰り返して幕に入ってしまう型は興味深い演出でした。舞金剛とは言いますが、龍謹さんの舞も筋が通った舞で好感が持てました。

いずれ舞台の様子など、書いておこうと思っています。
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