能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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富士山のつづき

さて舞台の進行ですが、まずは脇能ですので、真ノ次第でワキ、ワキツレ二人が登場してきます。
舞台上に進んだワキは、唐土昭明王の臣下という設定なので白大口に袷狩衣ですが、頭には唐冠を戴いています。ワキツレ二人はいわゆる赤大臣で、舞台中央まで出てワキと向かい合うと次第の謡。型通りに三遍返しで謡った後、ワキの名乗りとなります。

謡曲三百五十番には「唐土昭明王に仕え奉るせうけいと申す士卒なり」とありますが、ここは簡単に「唐土昭明王に仕え奉る臣下なり」とのみ名乗り、唐土の法士が日本に渡って駿河国の富士山に至り不死の薬を手に入れた例がある。自分もその遺跡を尋ねようと富士山に赴くのだと言って、道行の謡。
東に向かって日数を重ね、富士の裾野にやって来たと謡って着きゼリフ。海人と思しき女性が何人かやって来るので、話を聞いてみようと言い、ワキツレの「然るべう候」で一同がワキ座へと腰を下ろします。

続いてシテとツレの出、ゆったりとした囃子でツレ二人が先に立ち、紅入の箔を腰巻にして白の水衣を着けています。後から出たシテも紅入の箔を腰巻にしていますが、上は白練を壺折りに着けています。いずれも肩に竿を担い海人の姿を示して舞台に進みます。
舞台上では地謡側にツレ二人が立ち、後から出たシテが常座あたりに立って向き合っての次第。前に出たツレはシテを振り返るような形になります。
次第、地取り、シテのサシから下歌、上歌と謡って、上歌の最後「妙なる山の御影かな」で一同が立ち位置を換えてシテが大小前へ、ツレは角とワキ正に一人ずつ立つ形です。

ここでワキが尋ねたいことがあると声をかけて問答になります。唐土の方士がこの富士山にやって来て不死の薬を求めたらしいので自分も尋ねてきたのだが、その遺跡を知っているかとシテに問いかけます。

さてこのつづきはまた明日に
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