能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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ぬけから 野村万作(金剛永謹能の会)

和泉流 国立能楽堂 2012.11.18
 シテ 野村万作
  アド 野村萬斎

この「ぬけから」、以前に観たような記憶があるのですが、この十年近くの記録を探してもとんと見つかりません。さらにそれ以前なのか、あるいは他の曲、例えば「簸屑」などと混同しているのか不明ですが、ちょっとスッキリしませんね。

さて舞台の方はまずはアドの萬斎さんが長上下で先に立ち、後から半袴のシテ太郎冠者の万作さんが登場してきます。
まずはアドの名乗りで、この度の御振舞いは夥しいことだと言い、太郎冠者を呼び出して、振舞いのために和泉の堺へ行って肴を求めてこいと言いつけます。

命じられた太郎冠者は、次郎冠者に命じてくれと言うのですが、アドは次郎冠者にも別に用事を言いつけるし、こうしたことは気の利いた者でないと困るから行くようにと再度命じて下がってしまいます。
さて言いつけられたシテの方は、一度常座あたりまで進みますがここで独白。いつもは使いを命じられる度に酒を下されるが、今日はそれがない。今日くらいは良いかとも思うが、これが例になってはまずいので、気を付けようと主に声をかけます。

出かけたと思った太郎冠者が戻ってきたことを不審に思いつつ、主は太郎冠者にどうしたのかと問いかけます。と、太郎冠者は、肴を買ってくるように言われたが、肴は古いのが良いか新しいのが良いかと問います。主は当然ながら「新しいのが良い」と言うと、太郎冠者は、拙もそう思いましたが肴は新しいが良いように酒も新しいのが良い・・・などと余計なことを言います。

主はこれで、いつも出かける時には酒を呑ませているのに、今日は呑まさなかったため「気を付けに戻った」と理解し、「これは呑まさずはなるまい」と言って、後見が持ち出した葛桶の蓋を持ってワキ座に出ます。
つづきます
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