能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

雨月 塩津哲生(喜多流自主公演能)

喜多流 喜多六平太記念能楽堂 2012.11.25
 シテ 塩津哲生
  ツレ 佐々木多門
  ワキ 宝生閑
  アイ 石田幸雄
   大鼓 佃良勝、小鼓 観世新九郎
   太鼓 徳田宗久、笛 松田弘之

この能をどう捉えたものか、和歌の知識も無いのでなんともよく分からない一曲です。7、8年ぶりに観たのですが・・・

地謡、囃子方が登場して座に着くと、後見が紫の引廻しをかけた板屋を持ち出して、地謡前に据えます。板屋の作り物は見所から見ると手前側が葺き残してあります。
流儀などによって引廻しをかけない場合もあるし、出す場所も地謡前ではなく大小前とすることもあるようです。また葺き残しをせず、屋根が全部を覆っている場合もあるようですが、この前観た時はさてどうだったのか、記録がないので確認が取れません。

まずは次第の囃子、松田さんの笛で趣が深まるような印象です。
ワキ宝生閑さん、紺の無地熨斗目を着流しに、黒系の水衣、角帽子も同系色のものを着けた上から笠を被り、橋掛りを進んで常座にて型通り斜め後ろを向いて謡い出しです。

地取りで笠を外して正面に向き「嵯峨の奥に住まいする西行法師」と名乗ります。名乗り終えると再び笠を被って道行の謡。
嵯峨野から西の空、月を標に難波の御津の浦伝い、住之江にやって来たと謡って着きゼリフになります。後見は引廻しに手をかけて間合いを計る様子。

ワキは、住吉に着いてはや日も暮れたので、釣殿と見えて火の光が見えるので宿を借りようと言って、常座で後ろを向き橋掛りへ進みます。ワキが後ろを向いたあたりで引廻しが下ろされ、板屋の内には奥側にシテ老翁が床几に腰を掛け、見所から見て手前側にツレ姥が座しています。
さてこのつづきはまた明日に
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