能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

花筺 長島茂(喜多流自主公演能)

喜多流 喜多六平太記念能楽堂 2012.11.25
 シテ 長島茂
  子方 友枝大風、ツレ 大島輝久
  ワキ 森常好
  ワキツレ 大日向寛 森常太郞 御厨誠吾
   大鼓 柿原光博、小鼓 森澤勇司
   笛 寺井宏明

花筺は、以前観世流鵜澤久さんの筺之伝、大返の小書付の上演についてブログで取り上げています(鑑賞記初日月リンク)。小書による変化はさほど大きくありませんが、流儀の違いもあり、舞台の流れを書いておこうと思います。

まずはワキツレの大跡部皇子に仕える男、大日向さんが素袍上下で登場し、常座にて名乗ります。武烈天皇の跡を大跡部皇子が譲られたので今朝上洛された。ついては寵愛していた照日の前に、手紙と朝夕手馴れた花筺を下されたので、届けに行くところという子細です。花筺ということで、花が入った手籠を持ち、胸元には文が覗いています。

橋掛りに向かい一ノ松から声をかけるとシテの出。幕前に立ったシテは即位を目出度いと思うものの名残惜しいと謡い、とは言え手紙を残されたのは有り難いことで早速読もうと、ワキツレから受け取った花筺を左手に携えて大小前に下居、文を広げて読み上げます。手紙の文字を追うように面を使いつつ謡い、地謡の下歌「書き置きたまう水茎の跡にのこるぞ悲しき」で文を下ろしてシオリます。

上歌で佇まいを直し、「松の嵐もいつしかに」と目付柱の方に見上げる形。「花の跡とてなつかしき」と手籠を取って立ち上がり、扇を返して右手の籠に添え「抱きて里に帰りけり」とアシライで中入となりました。
このつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1813-0ef69e54

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-06 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。