能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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松山天狗 梅若紀彰(国立能楽堂企画公演)

観世流復曲能 国立能楽堂 2012.12.08
 シテ 梅若紀彰
  ツレ 観世喜正 小島英明 桑田貴志
  ワキ 工藤和哉
  アイ 井上靖浩
   大鼓 柿原光博、小鼓 幸正昭
   太鼓 小寺佐七、笛 藤田六郎兵衛

松山天狗は金剛流のみが現行曲としていて、観世流は平成6年の復曲です。詞章を西野春雄先生が作られ(といっても本自体は伝承されていた訳で補綴されたという意味だろうと思いますが)、梅若玄祥、当時の六郎さんの作曲。先代の銕之丞さんも復曲に関わっていたそうです。

成り立ちの経緯もあってか、玄祥さんや現銕之丞さん、大槻文蔵さん、それに観世喜正さんなどが、その後も再演を繰り返して磨きをかけているようで、今回も上演にあたっては演出を見直しているそうです。
松浦佐用姫の時も思いましたが、やはり復曲という形の場合、古典的な能の制約事には一応従うものの、面白く見せるための工夫に力が入るようで、特に後場は歌舞伎のような面白さを感じたところです。なかなかに面白い試みと思いました。

さて舞台の方は、地謡、囃子方が座に着くと一畳台が運び出されてきて大小前に据えられます。次に半畳台とでも云うのでしょうか、寡聞にして存じておりませんが、ちょうど一畳台の半分の大きさの台を持ち出してきて一畳台の前にT字型に据えました。
ほうほうと思ってみていると、今度は利休鼠のような色目の引廻しをかけ、上部にはこれでもかというくらいに松の枝を載せて幣のついた注連縄まで張った塚が運び出されてきて、一畳台の方に載せられました。
金剛流の松山天狗を観ていないのですが、金剛ではどうなのでしょうか。さほどの稀曲扱いはされていない様子なので、機会あれば是非確認してみたいところです。

さて後見も下がって落ち着くと、次第の囃子。ワキ西行法師の工藤さんが、無地熨斗目着流しに水衣、角帽子の上から笠を被って登場してきます。
さてこのつづきはまた明日に
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