能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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仏師 野村万蔵(喜多流自主公演能)

和泉流 喜多六平太記念能楽堂 2012.12.16
 シテ 野村万蔵
  アド 野村太一郎

どうも勘違いというのはあるもので、この仏師、何度かブログで取り上げたような気がしていたのですが、ブログに書いたのは類曲「六地蔵」の方で、仏師はブログには出てきておりませんでした。前回観たのも、もう7、8年前のことだったか・・・

さてこの仏師、都のすっぱが田舎者に仏像を作ってやると騙すという基本は六地蔵と同じですが、仏師一人が仏像になったり、もとの仏師に戻って田舎者の相手をしたりということで、六地蔵に比べるとシンプルな作り。面白いという点では、六地蔵の方が賑やかで、舞台上をすっぱの仲間達が走り回るなど楽しめますが、仏師一人の形もまた味があります。

まずは登場したアド田舎者の太一郎さん、持仏堂を建立したので仏像を作ってもらおうと都に上る旨を名乗り、舞台を廻って都へとやって来ます。この辺りの展開は六地蔵と同じで、軒を連ねて家々が立ち並ぶ様に感心したり、仏師の家がどこかを聞かずに来てしまったことに気付き、「仏買おう 仏買いす」と呼ばわって歩いたりなどします。

その後の展開も六地蔵同断で、シテすっぱの万蔵さんが十徳出立で登場し、橋掛りで田舎者を騙してやろうと言い、舞台に入ってアドと行き会います。
仏師を捜しているというアドに、自分こそ真仏師(まぶっし)と答え、アドが蝮と聞き違えるのも同様です。

アドは持仏堂を建てたので安置する仏像を作って欲しいと言い、シテはどのような仏像にしたいのか田舎者に尋ねます。
六地蔵では、六種の地蔵について田舎者が知る限りを述べますが、この曲ではシテがいろいろと言い、アドが選ぶ形です。大きさは何丈もあるものか、あるいは手のひらに乗るほどのもかなどシテが尋ね、一間四方の持仏堂に合う大きさということで、仏師の背丈ほどの仏像を作ることになります。また仏の種類も天の邪鬼などあれこれとシテが挙げ、吉祥天に落ち着きます。
このつづきはまた明日に
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