能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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翁付老松のつづき

さて舞台ですが、まずは切り火が切られて舞台が締まった感じ。長い「お幕」の声が聞こえて幕が上がり、面箱持の野村虎之介さんを先頭に一同が橋掛りを進みます。
虎之介さん、久しく見ない間にすっかり大きくなってビックリ。たしかにもう16、7歳になられたでしょうか。子供が大きくなるのは早いものです。

その後は型通りに面箱が据えられて翁の面が取り出されます。これを合図に千歳の敦夫さん以下が舞台に入って着座、笛の座付キの吹き出しです。杉信太朗さんは杉市和さんのご子息で、関西を中心に活動されおられる関係もありあまりお見かけする機会がありません。非常に気迫の籠もった素敵な笛ですが、これから年齢を重ねられるのが楽しみな方ですね。

脇鼓は古賀裕己さんと田邊恭資さん、鵜澤洋太郎さんの頭取で、三丁取りの鼓が能楽堂に響き渡ります。おもむろに銕之丞さんの謡。「とうとうたらりたらりら」と迫力ある謡です。
「自分はいったい能の何に感動しているのだろう」と時々思うのですが、どうも良く分かりません。理屈ではない何かに惹かれるのでしょうね。ストーリー性のある曲は、それはそれで楽しめますが、この翁や、脇能のうちでも高砂などを観ていると、震えるほどに感動する時があります。なにか自分の奥底の方で共振しているものがあるような気がします。

千歳の舞は敦夫さんらしい清々しい舞でした。基礎からしっかりと舞が身についているんだなぁ、としみじみ思った所です。
そして翁之舞。押しも押されもしない一座の棟梁の風格を感じたところです。

扇丞さんの三番叟は楽しみしていたのですが、どうも袖の捌きに苦戦された様子だったのがいささか残念でした。
とにもかくにも新年らしい、ぴんと張り詰めたような翁の時間を楽しませていただきました。三番叟と面箱が退場するまで、一時間をほんの少し過ぎたところです。
続いて地謡が場所を変え、脇鼓が退場して囃子方が整って老松となりました。
このつづきはまた明日に
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