能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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檀風なおなおのつづき

さて阿闍梨は梅若の申し出に、本当の敵は都にいる相模守であるし、離れ島のこの地で本間を討つのは危険だと諭しますが、梅若の固い決意に手助けすることを決め、二人で本間の臥所に忍び込むことにします。

ワキは子方に寄り添って、橋掛り一ノ松まで出、ここから臥所に忍び込む態で舞台常座に進みます。まだ火が消えていないので逡巡しますが、明かり障子に虫が飛び付いているので、障子を細めに開けて虫を中に入れ、灯火に飛び入らせて火を消そうという算段。
ワキ、子方の掛け合いで謡いつつ、常座から正中に出て片膝をつき、障子を開ける所作から、立ち上がります。二人小刀を抜いて、ワキ座で三度にわたって刺す型を見せ、一ノ松へと走ります。
もちろんここは能のことですから、本間は既に寝入るという設定で切戸口から退場してしまっていて、二人は刺す所作のみをみせる次第です。

地謡「追手は声々にとめよとめよと追っかくる」で早鼓、二人は後見座にクツロぎ、アイが立って杖突きつつ出、本間に仕える者と名乗ります。帥の阿闍梨が逃げたので追っ手を懸ける旨を触れて退場します。

アイが退くとワキと子方は立ち上がり、船着きまで出て船に乗ろうと言ってワキ座に立ちます。
すると幕から棹サシ(船頭)が登場してきます。素袍を肩脱ぎにして竿を担って出、常座に出て棹を構え船漕ぐ形になります。
この船頭にワキ阿闍梨が便船しようと声をかけますが、船頭は柱を立てて帆を曳く程になった船をどうして磯まで戻すものか、まだ出ていない船に乗ったら良かろうとつれない返事です。

阿闍梨は、人を討って追っ手がかかっているので何とか乗せて欲しい、と言いますが、船頭は科人ならばなおさら乗せるわけにはいかないと断ります。
阿闍梨と船頭の言い合いが続き、船頭は向きを換えて後見座の方を向き、船が遠ざかる様子で橋掛りへと進みます。
さてこのつづきはまた明日に
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