能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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木賊 山本順之(響の会研究公演)

観世流 銕仙会能楽研修所 2013.03.30
 シテ 山本順之
  ツレ 長山桂三 浅見慈一 岡田麗史
  子方 谷本悠太朗
  ワキ 宝生欣哉
  ワキツレ 大日向寛 則久英志
   大鼓 柿原崇志、小鼓 観世新九郎
   笛 松田弘之

この木賊、不思議な設定の曲でして、幼い我が子が拐かされてしまった老人の男物狂いが、序ノ舞を舞うという珍しい能です。老女物に準ずる重い扱いをされているそうで、観世流の謡曲等級では重習中伝になっています。

突然、等級などと書いてしまいましたが、「謡」を習う際には当然のことながら簡単な曲から難しい曲へと進んで行く訳で、観世流では全ての曲を簡単な方から、五級、四級、三級と位置付け、一級の上は準九番習、次が九番習となります。
この上に、重習として初伝、中伝、奥伝の区分があり、初伝は求塚や砧など。中伝がこの木賊や望月など。奥伝には道成寺や石橋などがあります。さらにその上と言って良いのでしょうが、別伝として鷺、関寺小町、姨捨、檜垣といった曲が並んでいます。

まずは極めて重い扱いがされる曲なのですが、拐かされた幼子とシテの老人との年齢差の問題など、なんとなくしっくりしない点もあり、繰り返しになりますが不思議な設定の曲と思います。

さて舞台には、次第の囃子で子方を先頭に立てたワキの一行が登場してきます。
子方は無地熨斗目着流しに水衣、角帽子を着けています。ワキ、ワキツレはいわゆる大口僧の出立で、少年僧を伴った旅僧の一行といった態です。
舞台中央に進んで向き合い、次第の謡となります。
このつづきはまた明日に
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