能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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知章さらにさらにつづき

シテ、ワキの掛け合いから地謡へ、シテがワキ僧の弔いに感謝し現れた様子が謡われ、シテは舞台を廻ってワキ僧に重ねての弔いを求める様子です。

ワキが、その折の有様を詳しく物語るように求め、シテは地のクリで大小前へ進み、正中で床几に腰をかけてサシ。
一門の人々が船に乗り海上に逃れた中で、知盛、知章、監物太郎は主従三騎に討ちなされて御座船に向かおうとするも、敵に阻まれて知章と監物太郎が討死。知盛のみが逃れたことを謡います。

既にここで知章は死し、続くクセは生き残った知盛の思いの視点からの謡になっていきます。
クセの前半は、知章の死を御座船の一同が涙を流して悼んだ様が謡われてシテの上げ端。「武蔵の守知章は」と謡ってシテは立ち上がり、拍子を踏んで舞台を廻ります。

短いクセの後半からロンギ。知章自身の最期を懺悔に語り給えとの謡に、シテは知章の最期を仕方に見せ、最期は「跡弔いて賜びたまえ」と地謡の謡うなか、常座で留拍子を踏んで終曲となりました。

先にも書いた通り、知章を失った知盛の心中がクセで描写された後に、重ねて知章自身の最期の様子が示されるという、いささか複雑な構成ですが、中所さんは平家の若き公達の悲劇として素直に演じた印象で、すんなりと拝見することが出来ました。
(73分:当日の上演時間を記しておきます)
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