能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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塗師平六のつづき

舞台にはまず、括り袴に十徳、頭巾を被ったアドの師匠、万作さんが登場してきます。
常座に立ち名乗り。
実は都で塗師をしているこの師匠、最近はすっかり仕事も上がったりになっています。この師匠の弟子に平六という男がいるのですが、平六は越前の一条に住まいし、腕はそれほどでもないものの、なかなかに繁盛している様子。
前々から平六に、越前に尋ねてくるようにと誘われていた師匠、思い切って平六の世話になろうと思い立ち、越前に向かうことにした次第で、そうした旨を常座で述べると舞台を廻ります。

常座に戻って越前の一条についたことになり、平六の家を探し出して声をかけます。
この声を受けて、笛座前に控えていた小アド平六の妻の高野さんが立ち上がり、ワキ座に出て応対します。

師匠は来訪の旨を述べ、妻が招じ入れて師匠がワキ座に着座すると、妻は座を外して一ノ松あたりに下がり、独白になります。
妻が思うには、平六は腕は悪いものの此の地にほかに塗師がいないので商売がなりたっている。ここに腕の良い師匠が来ては商売の妨げになってしまうだろう・・・ということで、師匠に偽りを言って都へ返してしまおうと企みます。

さて常座に戻った妻は、平六は去年の秋「秋の露と消えました」と、死んでしまったと偽ります。これには師匠も驚きますが、そこにちょうど平六が帰ってきます。

平六の萬斎さん、たすき掛けに右手に漆刷毛、左手には漆入れと思しき「わっぱ」のようなものを持ち、「やいやい女ども」と妻を呼びながら一ノ松まで出てきます。
これに慌てた妻が立ち上がり、平六を止めます。
師匠がやって来たというので喜んで会おうとする平六に妻は事情を説明し、会わないようにと言いますが、幼少から世話になった師匠を追い返せないという平六と言い合いになります。
さてこのつづきはまた明日に
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