能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海士 懐中之舞 清水寛二(銕仙会五月定期公演)

観世流 宝生能楽堂 2013.05.10
 シテ 清水寛二
  子方 長山凜三
  ワキ 野口敦弘、アイ 深田博治
   大鼓 佃良勝、小鼓 鳥山直也
   太鼓 徳田宗久、笛 藤田貴寛

4月の九皐会から一月で、再び海士を観ることになりました。しかも子方は同じ長山凜三クン。巡り合わせもあるんだなあと思うところです。

さて舞台ですが、子方、ワキ、ワキツレの出は同じ形で進行し、ワキの一行は次第、ワキのサシ、子方の名乗りからワキ、ワキツレの謡と続きます。
この同吟の謡、途中の「泊り定めぬ あま小舟」を繰り返したところまでで後を略してワキの着きゼリフになりました。
人が来るので尋ねてみようとワキが述べ、ワキツレが答えて一同はワキ座へ。子方が床几に腰をかけ、ワキツレ二人が続いて、子方から一番遠い笛座前に近い辺りにワキが目付柱の方を向く形で座してシテの出を待ちます。

前シテは一声での出、無紅唐織脱下げで、右手に鎌、左手に海松を持ち常座に出て一セイ。「海士の刈る 藻に栖む虫にあらねども われから濡す 袂かな」と謡い、ワキが立ち上がって「いかに 汝はこの浦の・・・」と声をかけました。シテのサシ、下歌は省略です。

シテ、ワキの問答で海松を刈ることになり、子方の名乗りへと続いていきますが、この辺りは前回、赤頭三段之舞の小書付で記した形と変わりありません。
子方の「やあこれこそ房前の大臣よ」という名乗りに、シテは正中に出て下居、鎌を置きます。これは赤頭三段之舞の小書でも同じ形でしたが、通常の海士の演出ではシテは子方が房前の大臣であるとの名乗りに驚いて鎌を落とし、以後、扇をもって進行する形になります。

さてこのつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1910-3539b3c0

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-07 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。