能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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右近 澤田宏司(五雲会)

宝生流 宝生能楽堂 2013.05.18
 シテ 澤田宏司
  ツレ 金野泰大 金井賢郎
  ワキ 舘田善博、アイ 野村太一郎
   大鼓 飯島六之佐、小鼓 住駒匡彦
   太鼓 徳田宗久、笛 藤田貴寛

五月は久しぶりに五雲会にも顔を出してみました。
番組はいつもの通り能四番と狂言二番ですが、今回はこのうち、能「右近」と狂言「盆山」のみ取り上げてみようと思います。

さてこの「右近」という曲、脇能なのですが、あまり上演の多い曲ではありません。というよりも、脇能なので上演が少ない・・・と言った方が良いかも知れません。
これまでも度々書いてきましたように、脇能は祝言性の強い、逆に言えばドラマ性の乏しい曲が多いわけです。能楽の成り立ちから言えば祝言性が重視されるのは当然ですし、五番立ての演能形態が遵守されているうちは、ある程度のバリュエーションが求められたのだろうと想像します。毎回、同じ曲ではつまりませんしね。

しかし五番立ての演能が崩れてきて、能二番ないし三番での会が多くなると、あえて脇能を観たい、演じたいという要請が少なくなってきただろうことは容易に想像できます。
そうした中でも、高砂や老松のように脇能の代表的と思われる曲、嵐山などおもしろみのある曲と、それ以外の曲では上演頻度に大きな違いが出てきてしまったということかと思います。

おそらくそういう理由で、あまり演じられなくなっているこの右近ですので、別につまらない能ではありません。観世、宝生、金剛の三流にあります。
なお脇能のジャンルでは珍しい中ノ舞物で、シテは桜葉の神、女神です。
舞台の進行は明日からに
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