能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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盆山 河野佑紀(五雲会)

和泉流 宝生能楽堂 2013.05.18
 シテ 河野佑紀
  アド 野村万蔵

割とポピュラーな狂言で、たしか国語の教科書にも取り上げられていたように記憶しています。上演時間も短いので、学校巡回の狂言教室のような形で御覧になった方も、少なからずいらっしゃるのでは、と思います。
そんな盆山ですが、このブログでは初めての登場。

舞台にはシテ河野さんが、半袴に肩衣の狂言出立で常座に進み名乗り。
万蔵という人が盆山を沢山集めているが、自分には一向にくれる様子がない。今宵は忍び込んで一つもらって帰ろうなどと述べ、舞台を廻ります。

常座に戻り、万蔵氏の家に着いた風で、表は入りにくいので裏に回ろうと家の裏手に回ります。裏には垣根がありますが、こんなこともあろうかとノコギリを用意してきたと言い正中へ出ると「ズカッ ズカッ ズカッ」と垣根の上下を切って、メリメリメリと垣を外します。
あまりに大きな音がした、と自分で自分の耳をおさえて座り込みますが、立ち上がって「夥しう鳴った」とひとしきり驚いた様子を述べた後、葦垣を越えようと言って垣を越えた型からワキ座に進みます。

このあたりの忍び込む様は、連歌盗人をはじめ似たような展開の曲が少なからずあります。このブログでは亡くなった茂山忠三郎さんが演じた「子盗人」が、大変よく似た展開ですので、併せてご参照頂ければと思います。(鑑賞記初日月リンク
もっとも「子盗人」は野村萬さんのシテでも観ていますが、こちらはノコギリなどを使わず忍び込む形。萬狂言の万蔵さん、河野さんの演じる「盆山」だけに、いささか不思議な感じもします。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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