能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

水無月祓 鵜澤光(青山能)

観世流 銕仙会能楽研修所 2013.07.27
 シテ 鵜澤光
  ワキ 野口能弘、アイ 善竹大二郎
   大鼓 柿原光博、小鼓 観世新九郎
   笛 藤田貴寬

四番目物、いわゆる狂女物の一曲です。観世流にしかありませんが、けっして稀曲という訳ではなく上演回数は中の下くらいの曲です。しかしどうも私はこの曲に縁がないようで、今回が初見です。
思い起こせば三十数年前、銕仙会の定期公演だったと思うのですが、浅見真州さんがこの曲をなさることになっていて、観に行こうと楽しみにしていたところ、子細は忘れてしまいましたが何か急用が出来て行けなくなってしまいました。それ以来、なぜかこの曲には縁がなく、ようやく今回観ることができたという一番です。

まずは名宣笛でワキの出。段熨斗目に茶系の素袍上下を着けたワキ野口能弘さんが登場し、アイ大二郎さんが続いて出て狂言座に控えます。

ワキは下京辺に住まいする者と名乗り、播磨国室の津に逗留していた際にある女と親しくなり、京に戻ったならば必ず妻に迎えようと約束をしたことを語ります。自分も都に戻ったので、人を遣わし室の津に迎えに行かせたところ、女は行方知れずとなっていた。どうしようもないので、賀茂の明神に参詣し、今日はまた夏越の祓の日でもあり再びの逢瀬を願おうと思う旨を語ります。

ワキが地謡前あたりに着座するとアイが出て常座で名乗ります。
都上京辺に住む者と言い、水無月祓の日なので糺(糺の森から下鴨神社の意)へ参ろうと思う旨を述べます。
するとワキが立ち上がり、糺へ参詣なさるのなら自分もお供しようと声をかけます。
さてこのつづきはまた明日に
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