能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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水無月祓のつづき

アイはワキから声をかけられたものの、見たところ都人の様子なのに不案内の如くに声をかけたのはどういうことかと問いかけます。
ワキの返事は、都の者ではあるものの暫く田舎にいて都に上ってきたので、供をしたいと声をかけたもの。糺に参詣されるならば是非とも共に参詣したいと、重ねて頼みます。

アイは、そういうこともあろうかと納得して同道することになり、二人舞台を廻ります。さて二人とも正面を向いたところで、ワキはこの頃都ではなにか珍しいことはあるだろうかと尋ねます。
アイが答えて、都は広いので様々に珍しきこともあるが、なかでもこの御手洗(下鴨神社の御手洗川。その水源が御手洗池ですが)には面白いことがあると言い、それは何だと問うワキに、若い女物狂いが巫女のような姿で、水無月祓の輪を持って人々に茅の輪の謂われを説いて輪潜りをさせ面白く舞うのだと言います。

そうこうするうちに糺に着いた様子、アイが今日は殊のほか人が集まっていると言い、物狂いを待とうと、ワキがワキ座に、アイが笛座前に控えてシテの出を待つ形になります。

一声の囃子、シテは箔を腰巻に、薄く黄色がかった水衣を肩上げにし、右肩に麻の小枝に小さな茅の輪と幣を付けたものを担って登場し、一ノ松で謡い出しです。木綿襷を掛ける場合もあるようですが、この日はなかったように記憶しています。
「今日の夏越の祓して この輪越えさせ給えとよ」と麻の小枝を肩から外して差し出します。

一セイ「恥ずかしや 人は何とも白波の」と謡いつつ舞台に進み、地謡「木綿四手かくる御祓川」で六拍子を踏んでカケリ、物狂いの態です。

さてこのつづきはまた明日に
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