能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

因幡堂 善竹十郎(観世会定期能)

大藏流 観世能楽堂 2013.09.01
 シテ 善竹十郎
  アド 善竹富太郎

時々書いておりますが、狂言の曲は流儀によって随分と違った作りになるものと、さしたる違いの無いものとあります。本曲は後者の方でして、以前に鑑賞記を書きました和泉流、深田さんや月崎さんの上演と流れは同じで、筋に特段の違いはありません。

常座に出たシテは、妻が大酒をたべ自分をないがしろにするので、親里に行ったを幸いに離縁状を送ったことを述べます。とは言え独りでは不自由なことから、五条の因幡堂に妻乞いに参詣することにした旨を述べて舞台を廻る形で、特に違いはありません。

「五条の因幡堂は験仏者(げんぶっしゃ)」と申すによって・・・と、この「験仏者」二三度出てきますが、霊験あらたかな神仏といった意味で、往時はよく使われていた表現のようです。因幡堂が霊験あらたかな寺社として信仰を集めていた点は以前にも書いていますが、この曲を始め鬼瓦や仏師など、よく知られた狂言の舞台になっているのも、そした信仰のゆえということでしょう。

その後の展開も特に変わるものではありませんが、富太郎さんの女がなかなかに面白く、シテに連れられて家に行き、さて杯事の段になると、この飲みっぷりが派手。あっという間に盃を干してしまう様子が笑いを誘います。

十郎さんの剽げた雰囲気と良いバランスで、楽しく拝見しました。
(20分:当日の上演時間を記しておきます)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/1941-7e1541c1

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-06 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。