能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

西行櫻 杉澤陽子(緑泉会例会)

観世流 喜多六平太記念能楽堂 2014.04.26
 シテ 杉澤陽子
  ワキ 安田登、アイ 竹山悠樹
   大鼓 安福光雄、小鼓 幸信吾
   太鼓 大川典良、笛 寺井宏明

もう二月も前になってしまったのですが、ここ数年、5月・6月はどうにも筆が進まず・・・キーが進まずの方が正しいか・・・ともかく観能記が書けずに時が流れてしまいます。そんな訳で今年も4月の緑泉会の鑑賞記を今頃書いております。

さて西行櫻、もう7年ほど前に金春流、高橋汎さんの蝋燭能での上演(鑑賞記初日月リンク)について鑑賞記を書きました。その後、一昨年の九皐会別会でも中森貫太さんの上演(鑑賞記初日月リンク)を観てはおりますが、このときはメモを取っておらず、印象のみ記録したところです。
今回は全曲観ておりますので、演出などふまえつつ、記憶しているところを記しておこうと思っております。

舞台には、緑の引廻しをかけ桜の枝を挿した山の作り物が運び出されてきて、大小前に据えられます。続いてワキが出てワキ座に進み、床几に腰を下ろします。白大口に小格子厚板、水衣に角帽子の僧侶の姿ですが、これこそ西行上人その人という設定。アイ能力が括り袴に水衣の姿で続いてきます。

ワキは「いかに誰かある」と声をかけ「御前に候」と答えて進み出たアイに、思う子細あって、当年の今月は花見禁制とする旨を触れるようにと命じます。
アイは、花が盛りではあるが(西行が)何と思われたが花見を禁ぜられたので、その分、心得るようにと触れて笛座に着座。次第の囃子となります、

囃子に誘われてワキツレ三人、井藤さん・野見山さん・吉田さんと番組にはあったのですが、どなたか代役で出られたような・・・ともかくも素袍上下の町の男達三人が花見にやって来ます。頃待ち得たる花水木 都の春は長閑けき、と謡って長閑な花見の態。
ワキツレの一人が名乗り。上京辺に住む者だが、春になればここかしこと花を眺め暮らしている。昨日は東山地主の花。今日は西山西行の花が今を盛りに咲くと聞き、同心の人々を誘い西行の庵室へと急ぐところと述べ、道行の謡になります。
さてこのつづきはまた明日に
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