能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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止動方角のつづき

一度、幕に入った小アド伯父が、馬を連れて出てきます。
馬は凜太郎さん、黒頭に賢徳の面をかけての登場です。終曲まで四つん這いの形ですので、かなりキツいのではないかと想像しますが、ともかくも伯父に従って馬の登場。

伯父は太郎冠者に馬を渡しますが、その際に、このところ馬に悪いくせがついてしまい「すわぶき」(しわぶきとも言いますが咳のこと)をすると暴れてしまうのだと言います。暴れては大変と怖がる太郎冠者に、伯父は「寂蓮童子 六万菩薩 鎮まり給へ 止動方角 止動方角」と唱えれば鎮まるから大丈夫だと教えます。

これに安心した太郎冠者は、茶の入った鬘桶と太刀を持ち、馬引く人もついでに貸して欲しいと申し出ます。しかし伯父は、ちょうど人が居合わせず、こうして自ら引いてきたような次第なので、太郎冠者も自分で引いて行ってくれと言います。

やむなく太郎冠者は左手に馬を引き、右手で鬘桶と太刀を持って舞台を廻り帰り道の態。伯父は幕に入ります。

さて太郎冠者は常座からワキ座へと進み、戻って正中から橋掛りへと進みます。
この間に主人が立ち上がり、地ノ頭あたりで様子を見に来たと言ってワキ座に出ます。太郎冠者を見つけると、これしきのものを借りてくるのにどれほどの時間がかかるのかと、早速叱りつけます。

正中辺りで主人は太郎冠者の引いてきた馬に乗り、太郎冠者が遅いので他の人々は既に茶比べに出かけてしまい、自分のみ後から追いかけることになってしまったと怒ります。
散々に叱りつける主人に対して、太郎冠者が馬の後ろに回り咳をすると、馬が暴れ出して主人は落馬してしまいます。

太郎冠者は早速、例の呪文を唱えて馬に乗り馬を鎮めます。落馬した主人に、直ぐにも介抱いたしたいところ、今は馬を乗り鎮めておりますので手が離せませんなどと言い、見所の笑いを誘うところです。

ようやく鎮まった馬に再度乗った主人は、先へ失せいと太郎冠者を先に行かせて、角からワキ座、そのまま橋掛りに入り、幕前まで進みます。
さてこのつづきもう一日明日に
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