能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

栗焼 山本泰太郎(條風会)

大藏流 喜多六平太記念能楽堂 2014.09.13
 シテ 山本泰太郎
  アド 山本則孝

先日、納涼茂山狂言祭を観た話を書きましたが、その際も栗焼が出ておりました。これまでも何度か観ている狂言なのですが、たまたま鑑賞記を書くような機会にいたらず、今回がブログ初登場です。

さて舞台は型通り、長上下のアド主が先に立ち後から半袴のシテ太郎冠者が続いて、アドが常座に。
シテが後ろに控えるとアドの名乗りです。アド主は今朝ほどもらった重の内(重箱の中身)を太郎冠者に当てさせようと言って、太郎冠者を呼び出しワキ座に移ります。呼び出されて常座に出た太郎冠者に、主は重の内を当てるようにと言います。

太郎冠者は、菓子の類でござろうと饅頭、羊羹など推量し、また果物の類なら梨、柿、葡萄などと推量しますが当たらず、主は見事な栗であろうと太郎冠者に重の内・・・といっても扇を広げただけですが、見せる形になります。
主は続けて、それにつけても栗をくれるならば五十個か七十個などが普通だろうに、四十というのが解せないと言います。これに太郎冠者は、始終末代までも・・・この後が聞き取れませんでしたが、添い遂げるとかそんな意味に取ったのですが、ともかくなにがしか「四十」を言祝いで主が太郎冠者を褒めます。

主はせっかくの栗なので、客に振る舞いたいと言い出しますが、とはいえ客は七、八十人なれども栗はただ四十、さてどうしたものかと問いかけます。太郎冠者はそれならば栗をすり鉢に入れ砕いて進ぜたら良いだろうと言います。しかしそれでは見事な栗が台無しになってしまうとの主の言に、太郎冠者は、やはり焼き栗にして正座の客に進ぜ、末々の客には余の御菓子でも良いのではないかと言って、主の同意を得ます。

そこで主は栗を焼くように太郎冠者に命じて栗を渡します・・・ガラガラガラ言いつつと、自分の扇から太郎冠者の扇へ栗を移す所作をするだけですが・・・ともかくも、栗を渡された太郎冠者は早速栗を焼くことにし、台所へと向かいます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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