能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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道明寺補遺

いささか長くなりましたが「道明寺」の様子、書き記してみました。
舞台の様子は昨日までに記載の通りですが、あと少しばかり道明寺を廻って書いておこうと思います。

道明寺には「笏拍子」の小書があります。観世の笏拍子では楽の初めの所・・・初段までと聞いたのですが、シテが実際に笏を打って拍子を取るのだそうです。しかももともと上演の少ない曲ではありますが、観世流の上演ではむしろこの「笏拍子」の小書が付いた方が多い様子です。

鐘を撞いたり砧を打ったり、舞台上でシテが何かを打つ所作は様々にありますが、本当に音を出す曲としては、隅田川の鉦くらいしか記憶がありません。珍しいことでもあり、観てみたい気もしますが、逆に小書無しの方が珍しそうなので、これはこれで良かったことにします・・・か。

ところで能を離れますが、道明寺というと桜餅。
関東風の桜餅は、小麦粉を使って焼いた皮に餡を挟み、桜の葉を巻いたもの。こちらは長命寺餅とも言われます。なんでも向島の長命寺の門前で売り出されたのが起源とかいうことで、当然ながら関東在住の私にとっては、子供の頃から桜餅と言えばこれ。

しかし長じてから、なんだかブツブツとした、ピンク色のおはぎの外側に餡がなくて中に餡が包み込まれ、桜の葉で巻かれているモノと出会いました。「道明寺」という名だったので、こういうものを「道明寺」というと覚えたのですが、これが関西の桜餅だと知ったのは後のことです。

こちらは道明寺門前の菓子屋が作った・・・訳ではなく、道明寺粉を使っているから道明寺というらしい。道明寺粉は水に浸して蒸した餅米を干して乾燥させてから粗く挽いたもので、道明寺の尼さんが発明したので道明寺粉というのだ、とそんな話があるようです。
餅米を粉にしたものは、白玉粉や道明寺粉、寒梅粉や微塵粉など、製法やキメによって何種類もありますが、道明寺は独特な食感ですよね。
うるち米を粉にした上新粉も捨てがたいのですが・・・

全くの余談でした・・・が、道明寺を観ようと思い立って最初に思い出したのが桜餅でした・・・
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