能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

雁礫 茂山七五三(金剛定期能)

大藏流 金剛能楽堂 2014.11.23
 シテ 茂山七五三
  アド 茂山宗彦 茂山千五郎

なんとも慌ただしい11月、12月を過ごしましたが、ここにきてようやく落ち着いてきたところです。そんなわけで、11月の金剛定期能、はじめて京都の金剛能楽堂を訪れて拝見した際の記録を整理しておこうと思います。
途中からの入場となってしまいましたが、そのあたりの経緯は先に簡単に触れたところ(リンク)です。定期能全体についての感想などは後ほどまた書くこととして、とりあえず狂言の雁礫から・・・

さてこの雁礫、これまでこのブログでは二度ほど取り上げていますが、いずれも大藏流で、一度は大藏吉次郎さんのシテ月リンク)で、一度は今は亡き山本則直さんのシテ月リンク)で観ております。
今回も大藏流ですが、以前から書いておりますように狂言は家々によって違いがあり、同じ流儀でも本自体が違うこともあります。ましてや演出の違いは大きく、随分と異なる印象を受けることがあります。

この雁礫も、山本家のカッチリとした芸風と、大藏家や茂山家の芸風にはかなりの違いがあります。大藏家と茂山家は何代か遡ると兄弟弟子だったこともあり、似たような印象を受けますが、そうは言っても家毎に、演者毎に、違いが出てきます。

まずは舞台にシテ七五三さんが登場、洞烏帽子に素袍上下の大名出立で弓矢を持っての出です。常座に立って、ご存知の者でござると名乗るのは、これまでの鑑賞記と一緒です。このところどこにも出かけなかったので、「心が屈して悪しゅうござる」とおっしゃったと思うのですが、気が滅入ったくらいの感じでしょうか、ともかく気晴らしに狩にでも出かけようという段で、舞台を廻って野へと向かいます。
金剛能楽堂、喜多六平太記念能楽堂と同じくらいの印象で、見所と舞台が大変近く感じられます。
舞台を廻りつつ、今日は天気が良いので何も獲物がないということはなかろう、とか、近々来客があるので、獲物を捕ったらもてなしにしようなどと独り言ち。ぐるっと舞台を廻って「野へ参った」と目的地にやって来ます。
いつもこの辺りには鳥がいるのだが、などと言いつつ野を様々に見やるうち、大きな雁が下りたので、これを射てやろうと言って、身支度を始めます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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