能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

銕仙会を観に行く

既に一週間近く前のことになってしまいましたが、十二日の成人の日、銕仙会の一月定期公演を観に宝生能楽堂へ行って参りました。
宝生能楽堂は昨年、座席の改修工事があり、大変座り心地が良くなりましたが、今年から座席番号が変わって、正面、脇正面、中正面で番号帯が分かれました。これまでは、例えば「ろ-1」が正面にも、脇正面にも、中正面にもあって、時々席を間違われる方を見かけました。改定後は脇正面が1番から、中正面が21番から、正面が51番からと、被らない番号になっているので、とても分かりやすくなりました。

さて銕仙会ですが、いつもは金曜日の夜の公演のところ、一月の会は休日の日中ということで、余裕をもって観て参りました。
例年通り、翁に始まる番組ですが、今年は父尉延命冠者の小書がついていささか特別な感じです。父ノ尉を銕之丞さんが、延命冠者を淳夫さんが勤め、三番叟は石田幸雄さんでした。
銕仙会では翁付にされないことが多く、今回も翁の後は、清水寛二さんのシテで葛城。大和舞の小書付です。狂言は萬斎さんのシテで成上り、最後に山本順之さんのシテで恋重荷という番組でした。

父尉延命冠者は初めて観ましたが、一口に言えば四日之式の翁が父ノ尉の面をかけ、千歳が延命冠者の面をかける、といった形です。いずれ舞台の様子はブログに書くつもりでおります。相変わらずの毎日で、なかなか鑑賞記を書く時間がとれないため、いささか先になるかも知れませんが・・・

葛城の大和舞、今回は特殊な演出で途中でいささか驚きましたが、いずれにしても清水寛二さんらしいしっかりした舞台で、雪の葛城山が眼前にイメージされたところです。

恋重荷、どうにもやるせない一曲ですが、山本順之さんの荘司と西村高夫さんの女御で、しみじみと思いの深い舞台を拝見しました。
いずれ翁から恋重荷まで、鑑賞記を書くつもりです。

ところで翌日の十三日に、片山幽雪さんが亡くなられたとのこと。翁の時は見所に井上八千代さんのお姿を見かけましたが、あれから京都に戻られたのか。九郎右衛門さんも葛城の後見に出ておられましたが・・・
また一人、惜しい方が亡くなられました。心よりご冥福をお祈りします。
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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