能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

小塩 本田光洋(金春会定期能)

金春流 国立能楽堂 2015.03.08
 シテ 本田光洋
  ワキ 宝生閑、アイ 三宅近成
   大鼓 國川純、小鼓 幸信吾
   太鼓 小寺真佐人、笛 藤田朝太郎

小塩は4年ほど前に観世喜正さんのシテで拝見していますが、春らしい一曲です。

舞台にはワキ、ワキツレの一行が登場してきます。段熨斗目に素袍上下のワキ、無地熨斗目に同じく素袍上下のワキツレですが、まずは市井の人ということなのでしょう。
舞台中央に出て次第。続いてワキが下京辺の者と名乗り、大原野の花が今を盛りと聞いたので、若い人を伴って見に行くところだと述べ、サシ謡。
ワキ閑さん、なんとなく病後のような印象を受けたのですが、いかがだったのか。先年、暫く休演なさっていた時期もあったように記憶していますが・・・

ともかくもシテの謡に続いて一同での道行。花見の心を謡いつつ大原山へと向かう風情。
謡い終えるとワキの着きゼリフ。大原山に着いたので心静かに花を眺めようと言って、一同はワキ座に着座。シテの出を待ちます。

一声。ゆったりとした運びで前シテの出。
深緑のような無地熨斗目なのか、鼠系の水衣をはおり、肩に桜の小枝を担っての登場です。観世流のみ、桜立木台を出すことになっていますが、桜を出した上に、桜の枝をシテが持って出るのはいささかうるさい感じもします。観世でも立木台を出さない形で上演する方が多いようです。

常座まで出てシテの一セイ。
老人と桜という取り合わせの妙なのでしょう。西行櫻を思い起こさせるような一セイ、上歌ですが「老いな厭いそ花心」とシテが謡い納め、ワキが立ち上がって声をかけます。
さてこのつづきはまた明日に
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