能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小鍛冶もう一日のつづき

アイが下がると後見が一畳台を持ち出して正先に据えます。一畳台には低く注連が横に張られ、台上に鎚などが用意されています。
後ワキが段熨斗目直垂に風折烏帽子の姿で登場し、一度台を見込んでからクツログ形になります。

囃子がノットを打ち出すとワキは台上に上がり「宗近勅に従って」と謡い出します。
朗々と謡い地謡に。地謡が「唯今の宗近に力を合わせてたび給へとて」と謡うとワキは幣を取り「幣帛を捧げつつ」と幣を捧げるると「天に仰ぎ頭を地につけ」で頭を下げ、両手を広げて「謹上再拝」と謡いつつ幣を振ります。

早笛の囃子となり、ワキは笛座前に下がって肩脱ぎの形に。
シテが白の半切、袷法被に、白頭に白の狐戴をのせた姿で登場してきます。地謡いっぱいに舞台に進み出、大小前で小廻りして舞働です。

舞上げると「童男壇の上にあがり」と一句謡って台上にのぼり、ワキも台にあがって、剣を鍛える場面。謡に合わせワキが打ち、シテが打って「打ち重ねたる鎚の音。天地に響ておびただしや」と剣を鍛えます。

ワキは剣を持って「表に小鍛冶宗近と打つ」と謡うと剣を裏返し、シテの謡。「子狐と裏にあざやかに」で地謡となり、ワキはシテに剣を渡して台を下り、笛座前に控えます。

シテは剣を見込み「天下第一の」と謡いつつ剣を上げ、続く地謡で台を下りると、正面向いてヒラキ。ワキの方を向くと「稲荷の神体子狐丸を。勅使に捧げ申し」でワキツレに剣を渡します。さらに橋掛りへ進み、二ノ松で「叢雲に飛び乗りて」と回り、「峯にぞ帰りける」の謡に留拍子を踏んで終曲となりました。
白頭らしい品格ある小鍛冶・・・と感じた次第です。
(63分:当日の上演時間を記しておきます)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/2145-6f20d1d8

 | HOME | 

カレンダー

« | 2017-10 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。